レアルのバルベルデ(右) photo/Getty Images
前線の選手ではなかった
今季レアル・マドリードで最速のスピードを記録している選手は誰なのか。
チームの顔ぶれから考えると、ヴィニシウス・ジュニオール、ガレス・ベイルといったアタッカーの名前が真っ先に浮かぶだろう。
スペイン『as』によると、その選手とは今季売り出し中の21歳MFフェデリコ・バルベルデだ。攻守にファイトするだけのプレイヤーではなく、スピードまで備えているとは恐ろしい。
バルベルデは今季ここまでチーム最速となる35.1km/hのスピードを記録。これにはヴィニシウス(34.6km/h)、右サイドバックのダニエル・カルバハル(34.4km/h)、左サイドバックのフェルランド・メンディ(34.3km/h)、ベイル(34.2km/h)といった選手たちも敵わない。
ちなみに、ライバルのバルセロナにも今季バルベルデを上回る速度を記録している選手は1人もいないという。
バルベルデは中盤で戦えるファイターとのイメージが強いが、タイミングを見計らって一気に前線まで駆け上がることもある。その際のスピードも印象的で、そうした推進力を備えているところもバルベルデの魅力なのだ。
どこか今季のレアルはバルベルデ一色になっているようなところがあるが、スピード部門でも話題をさらったのはバルベルデだ。若手選手は1度加速すると止まらない傾向にあるが、バルベルデはとんでもない加速力でスター街道を突き進んでいる。
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