ザンクト・パウリの宮市 photo/Getty Images
怪我の影響で市場価値は
これからも復活へ向けて一気に加速できるだろうか。徐々にだが、日本の爆速アタッカーの評価が上がってきている。
独『Hamburger Morgenpost 』が取り上げたのは、ドイツ2部のザンクト・パウリでプレイする日本人FW宮市亮だ。
宮市は怪我続きの厳しいキャリアを過ごしてきたが、今季は怪我もなく安定したパフォーマンスを継続。リーグ戦でも1得点7アシストを記録している。得点数は物足りないが、チャンスメイクの部分ではチームにしっかりと貢献できている。
同メディアは『Transfermarkt』のデータに注目しているが、宮市の市場価値は60万ユーロから80万ユーロへと上昇している。宮市は怪我の影響が続いたこともあって市場価値が下がり続けていたのだが、ここへきて僅かに上昇することとなった。
宮市だけではない。同メディアは宮市を含め、ザンクト・パウリが誇る前線トリオの市場価値も上がったと取り上げている。
199cmのサイズを誇る超大型FWヘンク・フェールマン、6得点3アシストを記録しているスウェーデンの若きFWヴィクター・ギョケレスも市場価値が上昇している。
現在は新型コロナウイルスの影響で各国のリーグがストップしているが、ザンクト・パウリの攻撃トリオは来季以降も評価を高めていけるだろうか。良い勢いだっただけに中断してしまったのは残念だが、宮市にとって今季は大きすぎるシーズンとなっている。
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