マンCで活躍したヤヤ・トゥレ photo/Getty Images
1シーズン限定ならジェラードやランパード超えたか
元リヴァプールのスティーブン・ジェラード、元チェルシーのフランク・ランパードなど、プレミアリーグではこれまでも多くの名MFが活躍してきた。
しかし、そんな中で忘れてはならない存在がもう1人いる。
ジェラードやランパード、ポール・スコールズらに比べるとヤヤ・トゥレが称賛される機会は多くないかもしれない。それでも2013-14シーズンにプレミアリーグ制覇を果たした時のヤヤ・トゥレは手がつけられないビーストとなっていた。
このシーズンのトゥレはプレミアリーグで20得点9アシストを記録しており、チャンスメイク数も40回。パス成功率も90%と極めて高かった。188cmのサイズに加えて柔らかい技術、フリーキックまでこなす万能性と、まさに手がつけられなかった。
2013-14シーズンはリヴァプールでプレイしていたFWルイス・スアレスが31得点を挙げて得点王に輝き、そのままPFA年間最優秀選手賞まで獲得している。同メディアは、スアレスがいなければヤヤ・トゥレがこのシーズンの個人賞を獲得していたはずと振り返る。MFの選手でプレミア20得点は普通ではない。
パワーで振り切られるため1対1でボールを奪うのも難しく、距離を開けるとドリブルにキラーパスと危険なプレイを次々と繰り出してくる。このシーズンのヤヤ・トゥレは完全に中盤を支配しており、もっと高く評価されるべきMFと言えよう。
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