若き頃のドルトムント・香川 photo/Getty Images
リーグ連覇に貢献した英雄
現代最高のドルトムント・メンバーを選ぶなら、どのような顔ぶれとなるだろうか。ユルゲン・クロップの下でブンデスリーガ連覇を果たすなど、21世紀に入ってからのドルトムントは確かな結果を残してきた。
そんなチームを引っ張ってきた名手たちから、「最高の25人」を選ぶ。今回英『90min』がそのような企画を組んでいる。
気になるのは日本代表MF香川真司の立ち位置だろう。2010-11、2011-12シーズンのブンデスリーガ連覇に香川は大きく絡んでおり、こうした企画に入ってくるにふさわしい選手と言える。
GK
1番手:ロマン・バイデンフェラー
2番手:ロマン・ビュルキ
3番手:イェンス・レーマン
右サイドバック
1番手:ウカシュ・ピシュチェク
2番手:アクラフ・ハキミ
左サイドバック
1番手:マルセル・シュメルツァー
2番手:デデ
センターバック
1番手:マティアス・ザマー&マッツ・フンメルス
バックアッパー:ユルゲン・コーラー&クリスティアン・ヴェアンス
ボランチ
1番手:ミヒャエル・ツォルク&ラース・リッケン
バックアッパー:セバスティアン・ケール&イルカイ・ギュンドアン
右サイドハーフ
1番手:ヤクブ・ブワシュチコフスキ
2番手:シュテファン・ロイター
左サイドハーフ
1番手:ケビン・グロスクロイツ
2番手:ジェイドン・サンチョ
トップ下
1番手:マルコ・ロイス
2番手:香川真司
3番手:アンドレアス・メラー
FW
1番手:ロベルト・レヴァンドフスキ
2番手:ピエール・エメリク・オバメヤン
3番手:ルーカス・バリオス
これが同メディアの選んだ最強のドルトムント25人だ。香川に関しては狭いスペースを見つける能力、創造性の部分が評価されており、リーグ優勝を果たしたクロップ政権下で重要な存在だったのは間違いない。この評価も妥当だろう。
ただ、現在もチームのエースであり続けるロイスには敵わなかったか。ロイスはリーグ制覇を経験していないが、怪我さえなければ世界最高の1人になれたと同メディアは考えている。ドルトムントで長くプレイしている点も評価の対象になっているようで、ロイスを超えるのは難しい。
それでもマリオ・ゲッツェがらず、ここに香川が入っているのは見事と言うしかない。当時の香川はブンデスリーガのDFでも制御不能な存在だったのだろう。
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