ペルージャ時代の中田英寿 photo/Getty Images
ネイマール、スコールズらとリスト入り
ローマの一員として日本人初のセリエA制覇を経験し、2002日韓ワールドカップでは日本代表の中心選手としてベスト16進出に貢献。
元日本代表MF中田英寿は、世界的に有名なアジアのレジェンドプレイヤーだ。
その功績は世界的に認められているが、サッカー選手としての実力は過大評価されているのだろうか。
英サッカー専門メディア『Football365』では「サッカー界で最も過大評価されている選手TOP10」というランキングを作成しているのだが、ここに中田の名前が入っているのだ。
10位に入った元ブラジル代表の怪物FWフッキに続き、中田はこのランキングで9位だ。
理由は得点力だ。キャリアの中でリーグ戦二桁得点を記録したのがペルージャ時代の1度だけ(1998-99シーズン)となっており、海外でプレイするようになってから5得点以上記録したのもこのシーズンだけだ。MFとして得点力が物足りないということか。
全盛期の時も平均より少し上くらいのレベルと捉えられており、評価はなかなか厳しい。
ただ、このリストに選ばれるだけでも凄いと言い換えることもできる。今回選出された10人が超のつく有名プレイヤーばかりだからだ。
8位:ポール・スコールズ
7位:ネイマール
6位:フィリペ・コウチーニョ
5位:ゲオルゲ・キンクラーゼ
4位:クロード・マケレレ
3位:ロベルト・カルロス
2位:ダビド・ジノラ
1位:ペレ
賛否両論分かれるランキングだろうが、マンチェスター・ユナイテッドをコントロールしたスコールズから現ブラジル代表のネイマール&コウチーニョ、そして強烈なキック以外はそれほど脅威ではなかったと切り捨てられた元ブラジル代表のロベルト・カルロスなど、とにかく豪華な顔ぶれだ。
ここに入るということは、それだけ中田が知名度の高い選手ということでもある。
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