バルセロナとの契約は2021年までとなっているメッシ photo/Getty Images
現時点では「フットボール界のファンタジー」
インテルの最高経営責任者(CEO)を務めるジュゼッペ・マロッタ氏が、現在噂されているあのスーパースターの獲得について言及している。
名門クラブの復活を目指し、近年積極的にチーム強化に努めてきたインテル。
まだヨーロッパリーグのタイトル獲得の可能性を大いに残してはいるが、こういった状況もあってか、インテルは早くも来季へ目を向けているのかもしれない。先日、レアル・マドリードからモロッコ代表DFアクラフ・ハキミを獲得した同クラブ。現在も様々な選手の獲得が噂されているが、ここにきて噂が加熱しているのが、バルセロナでプレイし、世界No.1プレイヤーとも言われるリオネル・メッシだ。

2018年にロナウドのユヴェントス移籍を実現させたマロッタ氏(左)photo/Getty Images
ことの発端はメッシの父親であり、同選手の財政マネジメントなどを行うホルヘ・メッシ氏が、新たにミラノ市内に家を購入したとの報道から始まった。加えて、近年は同選手のバルセロナ退団がしきりに報じられ、2021年までとなっている契約の延長交渉がなかなか進んでいないこともあり、以前からコンタクトを取っているとの噂があるインテルへの電撃移籍が加熱する状況となっているのだ。
一部メディアはメッシ陣営の「税金対策」によるものと報じていたが、いくつかの伊メディアは来夏に契約が満了を迎えることもあり、メッシのインテル行きは「不可能ではない」と取り上げている。ただそんな中、伊『sky SPORT』のインタビューに応じたマロッタCEOは「それはフットボール界のファンタジーだ」と否定。「彼は我々の目的となる選手のひとりではないよ。彼が興味を持っていることは、バルセロナでキャリアを続けることだと思う」と述べている。
どうやら現時点で、インテルの獲得候補のリストにメッシの名はないようだ。
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