ロナウドと競り合う吉田 photo/Getty Images
日本のサッカーファンにとって特別な試合に
代表戦も熱いが、代表マッチウィークが終わればすぐにリーグ戦が再開する。中でも注目はセリエAで実現するであろう日本人対決だ。
過去にはミランに所属していたMF本田圭佑とインテルに所属していたDF長友佑都による日本人対決が実現したが、今回の注目はボローニャDF冨安健洋VSサンプドリアDF吉田麻也の対決だ。22日に予定されているボローニャVSサンプドリアの一戦で両者が顔を合わせることになり、日本のサッカーファンとしては見逃せない一戦だろう。

ボローニャの冨安 photo/Getty Images
両者とも所属クラブでは重要な役割を任されており、不動のセンターバックだ。ボローニャの冨安は昨季に実力を証明済みで、22歳ながら評価は高い。今季も充実のシーズンとし、来夏にはステップアップを本格検討したい段階にある。
一方の吉田は経験値が評価されており、サンプドリア指揮官クラウディオ・ラニエリは30歳のロレンツォ・トネッリ、32歳の吉田のベテランセンターバックコンビを好んでいる。
伊『Sampnews24』も両者の戦いにスポットを当てており、日本代表の守備を統率する2人が代表戦後すぐにクラブの戦いで顔を合わせることになる。
アタッカー同士ではないため直接マッチアップする機会はないだろうが、どちらがチームを勝利へ導くのかは非常に興味深い。日本人センターバック同士がセリエAで直接対決など以前は考えられなかったことであり、今回の一戦は日本サッカー界にとっても貴重なものとなる。