PSGのキングとなったネイマールだが…… photo/Getty Images
個人ではバロンドールにも届かず
2017年夏、パリ・サンジェルマンは2億2200万ユーロもの資金を投じてバルセロナからFWネイマールを獲得した。
とてつもない金額だが、果たしてこの補強は成功だったのか。
あれから4年。ネイマール個人は満足していないだろう。未だPSGの主役としてチャンピオンズリーグを制するという目標は未達成で、バロンドールも獲得できていない。タイトルとしては不十分か。
その一方でクラブの世界的評価は飛躍的に高まった。ネイマールが獲得されるまでクラブのTwitterフォロワー数は410万、Instagramのフォロワー数は720万だったが、今はTwitterが940万、Instagramが3839万まで増えている。
もちろんネイマール1人だけの功績ではないが、ネイマール獲得で知名度が飛躍的にアップしたのは間違いない。今や世界的ビッグクラブの1つとして評価を確立している。
英『Planet Football』もまだ大成功とは言えないと指摘する。やはり達成すべきはチャンピオンズリーグ制覇で、それが達成されない限りネイマールへの2億2200万ユーロの投資は大成功とならないのだろう。
2019-20シーズンはファイナルまで進んだが、契約を結ぶ2025年までにクラブの悲願を達成できるのか。