コール・パルマーら多くの若手が起用されたウィコム・ワンダラーズ戦 photo/Getty Images
次は週末のチェルシー戦だ
先日行われたカラバオ杯3回戦マンチェスター・シティ対ウィコム・ワンダラーズの一戦は6-1でホームチームの大勝となった。マンCとしては週末に迎えるチェルシーに向け、主力を温存。
特に最終ラインに関しては左からジョシュ・ウィルソン・エスブランド、ルーク・ムベテ、フィンリー・バーンズ、コンラッド・イーガン・ライリーの4名が務めたが、全ポジションで若手を起用している。トップチームでは最終ラインに負傷者が多いが、ここで彼らを休ませることが出来たのは今後に生きるだろう。ウィルソン・エスブランドに関してはトップチームで最も層の薄い左サイドバックということもあり、今後のトップチームでの出場に期待したい。
最も指揮官にアピールしたのはMFコール・パルマーか。19歳ながら既にトップチームデビューを果たしており、コミュニティ・シールドでも先発を果たしたパルマー。この試合でも深い切り返しを武器に中盤でボールをキープし、好機を演出している。終盤にはハーフウェイラインでボールを受けると、ゴール前まで独走。左足のコントロールシュートを沈め、6点目を挙げた。試合後のインタビューでも最高の気分だと話しており、トップチームでの初ゴールを記録している。
若手の活躍がメインだったウィコム戦だが、リヤド・マフレズ、ケビン・デ・ブライネ、フォーデン、フェラン・トーレスとトップチーム組はゴールを挙げており、週末に向けての調整が十分なようだ。
主力の休息、若手の起用と多くの収穫があったウィコム戦。