PSGでもがくドラクスラー photo/Getty Images
主役にはなれていない
リオネル・メッシを加え、ますます豪華な攻撃陣となったパリ・サンジェルマン。
やはり話題はメッシ、ネイマール、キリアン・ムバッペに集中しているが、忘れてはならない実力者は他にもいる。
今回ドイツ代表メンバーに選ばれているMFユリアン・ドラクスラーだ。
ドラクスラーもかなりのテクニシャンなのだが、パリでは影が薄い。前述した3名に加え、攻撃的MFではアンヘル・ディ・マリア、さらにはリヴァプールからやってきたジョルジニオ・ワイナルドゥムもいる。
その影響を受けるドラクスラーのプレイタイムは減少しており、今季もスタメンから外れる機会が少なくない。フル出場はチャンピオンズリーグのライプツィヒ戦のみだ。
それでもドイツ代表を指揮するハンジ・フリックはドラクスラーが力になると考えたのだろう。元より実力は高いだけに、パリでの現状は寂しいものがある。
パリで頑張るドラクスラーのことを忘れていた人もいるだろうが、来年のワールドカップへ切符を掴めるか。今夏のEURO2020はメンバー外となっていただけに、ドラクスラーもアピールに燃えているはずだ。