ギマランイスで結果を出したマーカス・エドワーズ photo/Getty Images
今冬にステップアップ
以前トッテナムを指揮していた現パリ・サンジェルマン指揮官マウリシオ・ポチェッティーノは若手育成に長けていると評判で、トッテナムでも多くの若手を成長させてきた。
その流れに乗ると期待されていたのが、現在23歳のFWマーカス・エドワーズだ。
トッテナムの下部組織で育ったエドワーズは10代の頃より注目されており、英『Daily Mail』は過去にポチェッティーノがリオネル・メッシとまで比較していたことを振り返っている。2017年にはU-19イングランド代表の一員としてU-19欧州選手権優勝にも貢献しており、イングランド新・黄金世代の1人でもあったのだ。
しかし、トッテナムのトップチームではほとんど出番が与えられなかった。2018年からはノリッジ・シティ、オランダのエクセルシオールとレンタル移籍を続け、2019年にはポルトガルのヴィトーリア・ギマランイスに完全移籍。静かにトッテナムを離れることになった。
あれから3年。
今年の1月にエドワーズはスポルティング・リスボンと2026年までの契約を結んでおり、ポルトガル国内でステップアップを果たすことになった。出場機会が増加したことを考えれば、ポルトガル挑戦は正解だったと言える。
同メディアはまだエドワーズのポテンシャルが完全開花したわけではないとも主張し、さらなる成長に期待をかけている。スポルティング・リスボンはイングランドより出てきた若き才能を抱えることになったが、ここからA代表へ入っていくレベルまで成長できるのか。