PSGを支えるパレデス photo/Getty Images
レアル戦でもスタメン出場で勝利に貢献
今季のパリ・サンジェルマンは、リオネル・メッシを筆頭に大型補強を決行し、開幕前には国内と欧州の2冠は至上命題とも言われた。そんな中でCL決勝トーナメント1回戦の1stレグでレアル・マドリードと対戦すると、終始PSGペースで試合を進め、終了間際の1ゴールで勝利を挙げている。
この試合もキリアン・ムバッペ、リオネル・メッシ、アンヘル・ディ・マリアという強力3トップを揃え、後半からネイマールを出場させるなど攻撃陣の豪華さが目立ったPSGだったが、そんな彼らを支えているのが中盤のレアンドロ・パレデスだ。
パレデスは中盤から決定的なパスを供給できるレジスタタイプのMFだ。ビルドアップ時には長短のパスを使い分けてチームに安定感を与えるだけでなく高精度のラストパスでゴールを創出できる。レアル戦でも106本のパスで成功率「93%」という数字を残している。
今季はCLで4試合の出場にとどまるものの、平均のパス成功率が“94%”を記録。豪華な攻撃陣を揃え、高い攻撃力を見せるPSGにおいて決して目立つわけではないが、彼の黒子役としての活躍がチームを支えているのだ(データは『SofaScore』より)。