ベトナム戦で同点ゴールを挙げた吉田 photo/Getty Images
ベトナム相手にビハインドの状況だったが
29日、日本代表はアジア最終予選の最終節にてベトナム代表と対戦。先日行われたオーストラリア代表戦でカタールW杯への出場を決めたことにより、この試合に森保一監督は先発メンバーを9人変更。
しかし、試合はまさかの展開に。立ち上がりからベトナム代表の粘り強い守備に手を焼いた日本代表は、19分にCKから先制点を許してしまった。そのまま前半戦は終了。メンバー変更の影響もあってか、1stハーフはやや苦しい時間を過ごすこととなった。
とはいえ、そんな時に頼れる活躍を見せてくれるのが主将という存在だ。54分、日本代表に待望の同点ゴールをもたらしたのはDF吉田麻也。同選手は原口元気がバイタルエリアから放ったミドルシュートのこぼれ球に反応し、見事に足先でボールをゴールへと流し込んでみせた。
これで振り出しに戻ったベトナム戦。前半はチャンスを作るもなかなか得点を奪えなかったサムライブルーだが、これでようやくエンジンが掛かってくるか。守備面だけでなく、吉田は攻撃面でも非常に印象的な働きを見せている。