助っ人のゴールも増やしたいところだ photo/Getty Images
アダイウトンとレアンドロの得点でG大阪に勝利
J1第10節でFC東京はガンバ大阪と対戦し、2-0でFC東京が勝利した。ゴールを決めたのはアダイウトンとレアンドロの外国人2選手。
先制点はセットプレイからのエンリケ・トレヴィザンのヘッドがバーに跳ね返り、それにアダイウトンが反応。ダイレクトでシュートを決め切り、新しくなった国立競技場のJリーグ第1号の得点を決める。さらに途中出場のレアンドロが個人技で中央突破を図ると、ゴールネットを揺らし追加点を奪った。
2019年には長谷川健太監督の下で、前線の強力な攻撃陣を据えてJ1で優勝争いを演じたFC東京。翌年にはルヴァンカップを制するなど、チームは大きく進化していった。しかし昨年は彼らが欠場することも多く、本調子とはいかずにチームも厳しいシーズンを送ることになった。
そして今季はアルベル・プッチ・オルトネダ監督の下で、新たなサッカーに取り組んでいる。そんな中でもディエゴ・オリヴェイラやアダイウトン、レアンドロといった長谷川体制時のアタッカーが残っており、彼らが本来の力を発揮すれば、チームはさらに恐ろしい強さを手に入れる。
アルベル監督はボールを保持してポゼッションを高めながら攻撃するスタイルを志向するが、アダイウトン、レアンドロといったスピードとテクニックを持つ前線を揃えることで、カウンターでも大きな脅威になるだろう。復調する助っ人が、攻撃時に2つの顔を持つ強力な攻撃陣を完成させる。