強気の守備とリーダーシップを武器に最終ラインの柱へ レイソルで殻を破り始めた上島拓巳
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かねてより柏守備陣の中で大きな期待を背負っていた上島 photo/Getty Images

成長を見せる25歳のCB

少し前まで、柏レイソルでベンチを温める日々が続いていた。若く、リーダーシップもあるセンターバックと期待されていたが、なかなかスタメンには定着することができない。そんなもどかしい日々を送っていたものの、ここにきて彼はようやく殻を破ることができるかもしれない。

ここのところ、柏でそんな雰囲気を漂わせているのはDF上島拓巳だ。強気のディフェンスと空中戦の強さを武器に次世代のレイソル守備陣を牽引していくことに期待がかかっている同選手は、ここ数試合でさらに逞しくなった印象が強い。開幕当初こそベンチスタートとなるゲームも多かったが、4月29日のJ1第10節・サガン鳥栖で今季リーグ戦初先発を飾ると、そこからの上島は頼りがいのあるCBへと成長を遂げつつある。

そして、そんな上島の逞しさは14日に行われた第13節のガンバ大阪戦でも見てとれた。この試合に3バックの中央として先発を果たした同選手は、90分間を通してレイソルの最終ラインで奮闘を見せる。18分には出足の早い守備でカウンターの芽を摘み、69分には自陣ゴール前で身体を張ったクリアを披露。マッチアップしたFWレアンドロ・ペレイラから自由を奪ったその守備は、特筆に値するものだったと言っていい。

この試合は惜しくも柏が0-1で敗戦を喫することとなってしまったが、失点した場面における上島はピッチから一時的に出ていたためどうすることもできなかった。この失点で彼の評価は変わらないはずで、むしろ「上島がいれば防げたかもしれない」と彼の不在を嘆いたファンも多かったことだろう。そんな思いを抱かせるほど、ここ最近の上島は柏で頼りになる存在となっている。

強気の守備とリーダーシップを武器に、柏の最終ラインで存在感を示し始めた上島。レイソル守備陣の柱となるべく、25歳のCBは着実にステップを踏んでいる。