優勝トロフィーを掲げるフランクフルトの選手たち photo/Getty Images
1-1でPK戦へと突入した
レンジャーズとフランクフルトがUEFAヨーロッパリーグ決勝で対戦。1-1でPK戦の末、フランクフルトが勝利して優勝を果たした。
フランクフルトは[3-4-2-1]のシステムで鎌田大地はシャドーで先発出場。長谷部誠はサブからスタートとなる。対するレンジャーズは大会得点ランキング1位のジェームズ・タヴェルニエらがメンバー入りを果たした。
試合は前半から両クラブが一進一退の攻防を繰り広げる。0-0で前半を折り返すと、先制したのはレンジャーズ。57分、相手のヘディングを奪ったジョー・アリボがスピードを生かして抜け出すと、最後はゴールネットを揺らして先制点を挙げる。58分には負傷したルーカス・スバ・メロに代わって長谷部が出場すると、フランクフルトも負けじと69分、左サイドからフィリップ・コスティッチの低いクロスにラファエル・サントス・ボレが合わせて同点に追いつく。
試合はそのまま延長に突入するも、120分でも決着はつかずにPK戦へ突入。先行のレンジャーズは4人目のアーロン・ラムジーがケヴィン・トラップに止められてしまう。フランクフルトは3人目の鎌田大地ら全員がPKを成功。5-3でフランクフルトが優勝を決めた。
フランクフルトは42年ぶり2回目のUEFAヨーロッパリーグ制覇を果たした。
レンジャーズ 1-1 フランクフルト
[得点者]
57分 ジョー・アリボ(レンジャーズ)
69分 ラファエル・サントス・ボレ(フランクフルト)