期待大のフォーデン&ハーランドの組み合わせ 欧州最高峰のヤン...の画像はこちら >>

新契約に合意したとされるフィル・フォーデン photo/Getty images

チャンスメイカーとストライカーのコンビだ

クラブ史上初となるプレミアリーグ3連覇を目指すマンチェスター・シティ。来季はここ数年不在だった純粋な9番をスカッドに組み込むことができ、ボルシア・ドルトムントからやってきたアーリング・ハーランドがどれだけプレミアで活躍できるのか注目されている。



成長を続けるフィル・フォーデンにも大きな期待がかかる。偽9番を攻撃の軸としていたシティはこのフォーデンに偽9番として3トップの中央を任せていた。フォーデンはシティの中で最も偽9番に適性のある選手であり、ここ数年の好成績を支えている。

しかし偽9番での起用は勿体なさもあった。サイドで使われればドリブルでの突破力やパスからのチャンスメイクでより攻撃に関われるようになり、それは中盤でも同じことがいえる。偽9番でのプレイ自体は悪くなかったが、別のポジションで起用するほうがフォーデンの強みを最大限生かせるという意見は少なからずあった。

来季はハーランドとフリアン・アルバレスがストライカーでプレイすることになり、以前のような偽9番での起用は減るだろう。ハーランドというボックス内で強さを見せるストライカーを使うこともフォーデンはでき、アシスト数の増加も考えられる。英『manchester evening news』ではハーランドがゴールを量産していたドルトムント時代にはジェイドン・サンチョという素晴らしい相棒がおり、シティではフォーデンが新たな相棒になるだろうと主張している。フォーデンの高精度のラストパスをハーランドが合わせるシーンは容易に想像でき、シティでも得点量産となるか。

利き足の左の逆となる右サイドでの起用も期待したい。現状はリヤド・マフレズが不動の地位を築いているが、右サイドでのフォーデンはより魅力的だ。
積極的にボックス外から高精度のミドルシュートを放つことができ、相手のゴールを脅かす。

英『The Sun』によるとフォーデンはシティとの新契約に合意しており、現状の約3倍となる週給20万ポンドを今後受け取ることになるようだ。6年契約といわれており、ハーランドと共に今後のシティを支える存在になるだろう。まだ22歳と若い点も評価が高く、22-23シーズンの活躍に期待だ。

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