ハダースフィールド・タウンへ移籍したカイル・ハドリン photo/Getty images
順調にカテゴリーを上げている
今でこそアーリング・ハーランドとフリアン・アルバレスの“純粋な9番”獲得に成功したマンチェスター・シティだが、近年はハリー・ケインやクリスティアーノ・ロナウドなど名のあるストライカーを逃してきた過去がある。そのためビッグネームでなくともある程度の実力があるストライカーであればシティが興味を示しているとの報道が一時は頻繁に見られた。
イングランドの実質5部であるナショナルリーグのソーリハル・ムーアズでプレイしていたFWカイル・ハドリンもその一人だ。206cmの長身が彼の強みであり、イングランド国内で最も大きいサッカー選手だという。
英『The Sun』によればそんなハドリンはこの夏イングランドの実質2部であるチャンピオンシップのハダースフィールド・タウンへ移籍していたようだ。昨季はノッティンガム・フォレストと昇格プレイオフ決勝を戦ったチームで、5部から一気に2部へのステップアップに成功している。
22歳とまだ若いハドリンのこれからが非常に楽しみだ。5部から2部に上がることで相手選手のレベルも上がるが、自分を助けてくれる味方やコーチのレベルも上がる。同紙では「サイズのある選手として何か特別なトレーニングを受けたことはない」と話しており、伸びしろは大きい。これからは自身の武器である206cmのサイズをより生かせることになれば数年後にプレミアリーグのピッチに立っていたとしても何ら不思議ではない。