追加点を決めたモーベルグ photo/Getty Images
ACLでモーベルグが2ゴールを決める
浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦で、ジョホール・ダルル・タクジムFCと対戦。埼玉スタジアムで5得点を奪い、難なく準々決勝へ進出した。
アレクサンダー・ショルツのPKで先制した浦和は、その後も猛攻を仕掛けると19分にFKのチャンスを得る。モーベルグが左足を振り抜くと、シュートはゴールの右ポストに跳ね返ってゴールネットを揺らした。
このFKの際、GKはゴールの右側に立っており、左側は非常に空いていた。左を狙うかと思われた状況下で、モーベルグは正確かつ強烈なシュートでGKの立つ右側に蹴りこみ、GKの反応できないゴールポストへと直撃させる形で得点を奪ってみせた。
序盤はジョホールに攻め込まれるシーンも多い中、PKで先制点をゲットするとその勢いのままFKで追加点を奪取。20分間で2点のリードを奪い、39分にはモーベルグがもう1点を追加して理想的な展開で前半を終了した。埼スタでの大声援にも支えられたチームは後半にも2ゴールを決めてベスト8進出を決める。モーベルグのFKはチームの勢いを加速させるスーパーゴールとなったのだ。