勝利に貢献した森島 photo/Getty Images
先制ゴールを決めた森島
サンフレッチェ広島はJ1第31節で浦和レッズと対戦し、4-1と圧勝した。この試合で広島と自身の持ち味を十分に見せた男が森島司である。
前線から積極的なプレッシングで相手陣内でボールを奪い、すぐに攻撃に切り替えを見せた広島。それがゴールへとつながったのが22分。岩波拓也と西川周作のパス交換からのミスを突いた森島がゴールにねじ込んだ。
まさに今季の広島を象徴するような先制点を見せた森島は、さらに62分。ミドルシュートのこぼれ球が右サイドにいた森島の下に渡ると、ダイレクトでクロスを送る。中央で待っていた荒木隼人がゴールネットを揺らしてアシストを記録。正確なパスと状況判断で得点につなげていった森島のクオリティの高さが発揮されたシーンだ。
チームの司令塔として得点を創出する森島。また惜しみない前線からの積極的なプレスも結果につながるなど、今の広島にとって背番号10番は、欠かせないプレイヤーとなっているのだ。