存在感を発揮するエウベル photo/Getty Images
待望のゴールを決める
J1第33節で横浜F・マリノスは浦和レッズと対戦。3得点に絡み、浦和撃破に大きく貢献したFWがエウベルだ。
ノーゴールでの連敗で迎えた今節は、とにかくゴールが欲しい一戦だった。そして歓喜の瞬間は、17分に訪れる。水沼宏太が右サイドから仕掛けると、シュートはブロックに入ったアレクサンダー・ショルツに当たり、ボールは逆サイドにいたエウベルの足元に。冷静に沈めて先制点を決めると、エウベルの個はさらに輝きを増す。
37分には左サイドからエウベルが仕掛けて浦和の守備陣をはがしていくと、、最後は自らシュートを放つ。これは西川周作に止められるものの、こぼれ球を詰めたアンデルソン・ロペスが決めて2-0。さらに57分には中央でドリブルを開始すると、スピードと技術で抜き去り3点目を決めてみせる。
エウベルの個に最後まで浦和の守備陣は対応できず。左サイドから起点となって横浜FM攻撃陣をけん引した助っ人がJ1優勝に向けて大きな勝利に貢献した。次節は勝利で優勝が確定する最終節。再びエウベルが輝きを放ち、栄冠をつかみたい。