フラメンゴで輝くマテウス・フランサ photo/Getty images
シティからの期待は大きいようだ
2017年の冬にパルメイラスからマンチェスター・シティへ移籍したガブリエウ・ジェズス。シティは欧州未経験の若手をセルヒオ・アグエロの後継者として獲得した。
シティはこのジェズスをパルメイラスから3000万ユーロで獲得しており、アーセナルに5200万ユーロで売却している。ビジネスとしては成功だ。
ここでシティはブラジルの若手は成長すると考えたのか、その後多くのタレントをブラジルから獲得している。
コリチーバからやってきたDFヤン・コウトやグレミオ出身のMFディエゴ・ローザ、フルミネンセにいたカイキもそうだ。とくにカイキには期待しているのか、昨季はシティでトップチームデビューを飾っている。NEWネイマールと呼ばれるだけあってドリブルが得意であり、今季はポルトガルのパソス・デ・フェレイラにローンで出されている。
残念ながらジェズス級の逸材は見つかっていないが、シティはブラジルにスカウトを送り続けており、すでに次のターゲットは決まっているようだ。それがフラメンゴのMFマテウス・フランサ(18)である。
2021年にフラメンゴでトップチームデビューを飾った逸材で、今季は途中出場がメインだが24試合に出場して8ゴール3アシストを記録している。
ポジションは中盤だが、フラメンゴではセンターフォワードやウイングでも起用されており、得点力の高さを買われているのだろう。
英『HITC』によると、シティは2023年にこのフランカ獲得に動くようだ。
ブラジルから多くの若手を獲得し、次のジェズスを見つけたいシティ。フランカへの評価は高いようで、今後の動向に注目したい。