江坂が移籍 photo/Getty Images
今季はリーグ戦30試合に出場
浦和レッズは26日、江坂任が蔚山現代FCへと完全移籍したことを発表した。攻撃陣の中心となっていた江坂の離脱はチームにとっても大きな痛手だろう。
流通経済大学から2015年にザスパクサツ群馬へと加入した江坂は1年目から42試合13ゴールを記録。翌年に大宮アルディージャへステップアップすると、すぐにレギュラーに定着する。柏レイソルでもJ1やJ2でのプレイを経験し、昨夏浦和レッズへと移籍した。
昨季は途中加入ながらJ1で16試合5ゴールを記録し、天皇杯優勝にも貢献。トップ下や最前線を務めて、司令塔としてチームを支えると今季は30試合2ゴールを記録した。特にキャスパー・ユンカーとのコンビは秀逸で、彼のパスからユンカーがゴールを決めるシーンは多い。
蔚山は2020年にAFCチャンピオンズリーグを制し、クラブ2度目のアジア王者を経験。今季はKリーグチャンピオンに輝いており、横浜F・マリノスでプレイした天野純が在籍している。AFCチャンピオンズリーグでは日本のクラブの相手として江坂が襲い掛かることだろう。