韓国へ移籍した江坂 photo/Getty Images
蔚山現代へと移籍した
浦和レッズは26日、江坂任が韓国へ移籍することが発表された。1年半攻撃陣を支えた男が退団したことで、チームのシステムはどう変化するだろうか。
今季まで浦和を率いたリカルド・ロドリゲス監督は[4-2-3-1]を起用し、江坂はその中でトップ下を担った。積極的に飛び出してゴール前へ存在感を発揮し、決定的なパスで得点を創出した。
またシーズン序盤では最前線で偽9番として起点にもなるなど、彼にかかる比重は大きかった。新監督も同システムを起用しており、トップ下には江坂を置いて攻撃の核となるはずだっただろう。
トップ下で起用できるプレイヤーとしては、小泉佳穂や明本考浩がいる。明本は2トップの一角ともいえるが、彼らが攻撃の中枢を担いつつ、髙橋利樹や興梠慎三なども加入して豊富なFW陣を組み合わせ、2トップにする選択肢もあり得る。
またはトップ下の新たな選手補強もあるかもしれない。浦和の今季のラストピースは誰になるだろうか。