ムバッペは現在No.1の評価額 photo/Getty Images
現トップは驚異の1億8000万ユーロ
近年のサッカー界では移籍金が高騰する流れが続いており、1億ユーロ超えの移籍金が動くことも珍しくない。
そんな中で注目を集めているのが移籍情報サイト『Transfermarkt』の市場評価額だ。
低い順に見ていくと、1億ユーロがレアル・マドリードMFフェデリコ・バルベルデ、アーセナルFWブカヨ・サカ、バイエルンFWジャマール・ムシアラ、バルセロナMFペドリの4名。
マンチェスター・シティMFフィル・フォーデンとドルトムントMFジュード・ベリンガムが1億1100万ユーロ、レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールが1億2000万ユーロ、マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドが1億7000万ユーロ、そして最高額がパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペで1億8000万ユーロとなっている。ハーランドとムバッペの数字が跳ね上がっており、現代の主役と言うにふさわしい。
一方で最近の評価が高すぎるとの声もある。例えばバロンドール受賞者でもある元ブラジル代表FWカカーは、ミラン時代の7000万ユーロが自身最高の市場評価額となっている。同じくバロンドール受賞者の元ブラジル代表FWロナウジーニョはバルセロナ時代の8000万ユーロが最高だ。
現在ではウェストハムMFデクラン・ライス、レアル・マドリードFWロドリゴ・ゴエス、マンチェスター・シティMFロドリ、ケビン・デ・ブライネ、ベルナルド・シウバ、ライプツィヒFWクリストファー・エンクンク、ユヴェントスFWドゥシャン・ヴラホビッチ、バイエルンMFジョシュア・キミッヒ、リヴァプールFWモハメド・サラーが8000万ユーロと評価されており、やはり15年前と比較すると市場評価額の上昇幅も凄まじい。
ムバッペ、ハーランドの2人を頂点に今後もこの流れは続いていきそうで、数十年前とは大きく異なる感覚となっている。