ようやく連勝を挙げた鹿島(画像はイメージ) photo/Getty Images
昨年8月以来のホーム戦勝利
29日に行われたJ1リーグ第10節。ホームにG大阪を迎えたのは今シーズン初の連勝を狙う鹿島アントラーズ。
前節の新潟戦で1G1Aの活躍でチームに6試合ぶりの勝利をもたらしたエースの鈴木優磨はこの試合でも活躍。前半からG大阪にボールをもたれる時間帯が長くなるものの、G大阪のアンカー、ネタ・ラヴィのコースをうまくケアし、守備面からチームに貢献。後半開始早々にMF仲間隼斗がCKから先制点をもたらすと、64分にはMF名古新太郎のクロスにヘディングで合わせチームにとって大きな追加点をマーク。85分と86分には途中出場のFW土居聖真の2得点もあり、G大阪相手にホームで大勝した。これでリーグ戦3戦連発の鈴木の活躍もあり、鹿島は今シーズン初の連勝を飾った。
鈴木は、サポーターとの衝突の際に「まだ巻き返せるチャンスは俺らにはあるよ」、「俺らは戦うから」とサポーターに思いを伝えていた。今シーズン5ゴール目となる今日のヘディング弾は、まさに有言実行と言えるゴールだ。この勝利で順位を9位とした鹿島アントラーズ。この勝利で去年の8月以来となったホーム戦の勝利を飾ることができたが、彼らが目指す頂にはまだ遠い。熱いプレイと言葉でチームを引っ張るキャプテンが常勝軍団鹿島を復活させる大きなピースとなる。