エヴァートンの残留に貢献したターコウスキー photo/Getty Images
残留のために1分も休まず戦い続けた
プレミアリーグ最終節のボーンマス戦に1-0で勝利を収め、何とか17位を守ってプレミア残留を手にしたエヴァートン。
昨季もぎりぎりの戦いを強いられたが、今季も前半戦から調子は上がらないまま年明けを迎えてしまい、今年1月には指揮官フランク・ランパードを解任。
そんなチーム状況でも、腐ることなく体を張り続けた選手がDFジェイムズ・ターコウスキーである。
何と今季ターコウスキーが欠場したゲームはゼロ。しかも、リーグ戦38試合すべてにフル出場しているのだ。今季のプレミアで全38試合にフル出場したフィールドプレイヤーはターコウスキーのみとなっている。
残留争いに巻き込まれてきたエヴァートンは、とにかく守備陣が忙しい。
3420分間を戦ってきたターコウスキーこそ残留の立役者であり、ターコウスキー抜きでの残留はあり得なかった。
エヴァートンはまだファイナルシャルフェアプレイ(FFP)に違反した疑いがかけられており、今後のことは少し読みづらい。ただ、ターコウスキーの頑張りが見事だったことに変わりはない。今季のプレミアで最も忙しかったセンターバックであり、イングランド代表にもふさわしい実力者のはずだ(データは『WhoScored』より)。