開幕戦をスタンドで観戦したムバッペ photo/Getty Images
開幕戦はメンバー外のムバッペ
キリアン・ムバッペ、ネイマールなどスター選手の去就が不透明なパリ・サンジェルマン(PSG)。
そんななか、ロリアンとの開幕戦に挑んだPSGはスコアレスドローで、今シーズンをスタートさせた。
2024年までの契約を延長することをムバッペが拒否したことで、今夏売りに出したいクラブと今シーズンはチームに残り、来夏での移籍を望むムバッペとの間に確執が生まれていたPSG。
仮にムバッペがチームに残留したとしても、プレイすることができない可能性が浮上していたが、ここにきてムバッペの去就に動きがあったようだ。
英『Sky Sports』によると、PSGの会長ナセル・アル・ケライフィ氏がムバッペは今シーズンPSGでプレイすると発表し、2025年までの契約延長を行う可能性があるという。ムバッペのクラブへの献身的な姿勢を評価し、すでにトップチームの練習にも参加しているようだ。
ムバッペとPSGとの関係の修復は不可能とさえ思われたが、開幕前の話し合いの結果、ムバッペは新監督のルイス・エンリケの下でプレイできることが決まったという。
エンリケにとっても、チームのエースがプレイできることは嬉しいことであり、今シーズンもチームの攻撃をムバッペが牽引することになるだろう。
一方でネイマールやヴェッラッティの去就については、まだ不透明であり、今後クリアにしていかなければならない課題として残っている。