トッテナムでプレイするリシャルリソン photo/Getty Images
今夏、サラーの獲得に失敗
今夏、カリム・ベンゼマ、ネイマール、ジョーダン・ヘンダーソンなど多くのスター選手がサウジアラビアに移籍。サウジアラビアのクラブは今夏、大きな注目を集めていた。
リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーも最後までサウジアラビアのクラブであるアル・イテハドが狙っていた。1億5000万ポンド(約276億円)相当のオファーがあったようだが、リヴァプールはこれを断固拒否。絶対的エースの残留に成功を収めた。
そんななか、英『Daily Mail』によると、トッテナムに所属するブラジル代表FWリシャルリソンは新たなサウジアラビアのターゲットとして浮上しているという。また、アル・イテハドは移籍期限最終日に、サラーの獲得に失敗した後、同選手の獲得に動いていたようだ。
最終的に移籍完了までの時間が足りなかったこともあり、同選手の移籍は実現しなかったが、引き続きサウジアラビアの複数クラブが関心を示している可能性がある。
同メディアによると、アル・イテハドは再び移籍市場が開かれる冬に、再度サラーの獲得を試みる可能性が高く、リシャルリソンに再びオファーするかどうかは、サラーが獲得できるかどうか次第になるという。
サウジアラビアがスター選手獲得へのオファーは今夏だけの出来事に限らず、しばらく続くことが考えられる。今夏の移籍では防ぐことができたが、リヴァプールは万が一に備えて、サラーの代役を考えておく必要があるのかもしれない。