アル・ナスルで得点を量産するロナウド photo/Getty Images
コンディションは今季も絶好調
今月6日に発表されたポルトガル代表メンバーには、今回もFWクリスティアーノ・ロナウドの名前があった。欧州を離れてサウジアラビアへ向かったあとも、ロナウドは変わることなく代表でプレイを続けている。
気になるのは、3年後のワールドカップ2026年大会だ。現在38歳を迎えているロナウドだが、移籍したサウジアラビアのアル・ナスルでは絶好調。今季はリーグ戦8試合で10ゴールを挙げており、リーグの得点ランク首位を走っている。サウジアラビアのリーグレベルに関しては様々な議論があるが、それでも8戦10ゴールは見事だ。数字を見れば、継続的に代表招集を受けるのも納得できる。
現在ポルトガル代表を指揮するのはロベルト・マルティネスだが、3年後のワールドカップにもロナウドを連れて行く考えなのだろうか。
英『Daily Mail』によると、ロナウドは所属するアル・ナスルとの契約を2027年まで延長したい考えだという。そこには2026年ワールドカップへの思いがあり、2027年を現役引退のタイミングと見ているようだ。
この報道に関し、SNS上ではサッカーファンから1つの意見が出ている。それは、FWリオネル・メッシへのライバル意識だ。
メッシを中心としたアルゼンチン代表は昨年のワールドカップ・カタール大会を制しており、メッシは悲願のトロフィーを手にした。
「ロナウドはメッシがワールドカップで優勝した姿を見て、もう一度チャンスが欲しかったのだろう」
「ロナウドのやることはすべてメッシのためだ」
SNSではこのような意見が挙がっており、カタール大会ベスト8敗退で終わるわけにはいかないか。戦力的にも今のポルトガルは優秀なタレントが揃っており、来夏のEURO2024でも優勝を狙うだけの力はある。ロナウドがこのままサウジアラビアでゴールを量産し続けるならば、3年後のワールドカップも現実的なものとなってくるか。