インテル・マイアミへ加入したメッシ photo/Getty Images
すでに人気は高まりつつあるが……
今夏にFWリオネル・メッシがインテル・マイアミに加入してから約5ヶ月。メッシはチームをリーグ杯制覇に導くなど、早くもMLSに1つのブームを巻き起こした。
注目されるのはアメリカサッカー界への影響だ。メッシ効果でアメリカがどう変わるのかは当初より注目を集めており、さすがのクオリティはすでにこの5ヶ月で証明済みだ。メッシならばMLSで無双できる。
『BBC』によると、記者のギジェム・バラゲ氏はメッシでもアメリカサッカー界を変えられなかった場合は打つ手がないと主張。ここからの4、5年ほどでアメリカのサッカー人気が爆発するか注目している。
「来年コパ・アメリカがマイアミで開催される。決勝戦は7月14日にマイアミのハードロック・スタジアムでの開催だ。メッシのマイアミ入りにこれ以上のタイミングはなかった。2025年にはクラブワールドカップがアメリカで開催される予定で、 2026年には過去最大のワールドカップがアメリカ、カナダ、メキシコで開催される。さらに2027年には、アメリカで次の女子ワールドカップが開催される可能性がある。もしこれらすべてのイベントでもアメリカでサッカーが盛り上がらなかったら、もう駄目だと言ってもいいかもしれない」
「メッシのMLSへの加入は、今度こそアメリカのスポーツ界に消えない熱狂を焼き付け、アメフト、バスケ、野球などのチームスポーツと並んでその地位を確立することになるのだろうか。それとも、また偽りの夜明けとなるのだろうか」
アメリカでも着実にサッカー人気は高まっているが、それをメッシ効果で爆発させるのがMLSの狙いだ。