今季限りで川崎を退団することとなったシミッチ photo/Getty Images
「嘘だろ……嘘だと言ってくれ!」
川崎フロンターレは10日、MFジョアン・シミッチが契約満了に伴い、退団することになったと発表した。
現在30歳のシミッチは、ブラジルの名門サンパウロでプロとしてのキャリアをスタートさせると、ヴィトーリア(ポルトガル)やアタランタ(イタリア)などを経て、2019年に来日。
そして、2021年には戦いの舞台を川崎へ移したシミッチ。川崎では3年間で公式戦108試合に出場し、5ゴールをマークした。加入1年目はリーグ制覇、3年目の今季は天皇杯優勝を経験。精度の高い左足のキックや闘志溢れるプレイで、主力としてチームを支えてきたのだ。
そのため、川崎のファンもシミッチの退団発表に驚きを隠せいないようだ。クラブの公式『X』には「いや……シミッチは残って欲しかった……」、「衝撃的……」、「嘘だろ……嘘だと言ってくれ!」、「シミッチは予想してなかった」といった悲しみのコメントが多く寄せられていた。
なお、シミッチはクラブの公式サイトを通じて以下のような思いを綴っている。
「この素晴らしいユニフォームを3年間、着ることができました。この3年間、常に自分をサポートして支えてくれた選手、監督、スタッフ、クラブ関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。みなさんと一緒に仕事ができたことをうれしく思っています。また川崎フロンターレのすべてのファン、サポーターの方々にも感謝しています。