マンCがCWC2023を制覇 photo/Getty Images
CWCより今週のエヴァートン戦の方が難しい
準決勝では浦和レッズを3-0、決勝ではフルミネンセを4-0のスコアで粉砕するなど、クラブワールドカップ2023は欧州王者マンチェスター・シティが圧倒的な力で制してみせた。
これでマンCは地球No.1のクラブとなったわけだが、問題はクラブワールドカップの価値だろう。
Jリーグ勢の浦和にとってマンCと本気で戦える舞台は貴重だったが、同メディアは「残酷な真実だが、今週のエヴァートン戦とシェフィールド・ユナイテッド戦の方がCWCよりはるかに重要であり、勝つためには浦和レッズとの試合を戦うよりもはるかに高いレベルのパフォーマンスが必要になるということだ」と辛口だ。
クラブワールドカップは2025年大会より32チームまで出場枠が増加することが決まっているが、そのうち12枠は欧州勢が占めている。すでにチェルシー、レアル・マドリード、マンC、バイエルン、インテル、パリ・サンジェルマンら強豪の出場が一部決定しているが、この大会形式変更で注目度を上げられるだろうか。
同メディアは「6つの連盟から代表が参加するが、12枠がUEFAに割り当てられているため、後半ステージはヨーロッパのチームが独占する可能性がかなり高い」と伝えており、チャンピオンズリーグとの差別化をどう図るかも課題か。