チルウェルはチェルシーではベテランだ photo/Getty Images
チェルシーは若手中心のチームだ
プレミアリーグで中位に低迷するチェルシーだが、昨季王者マンチェスター・シティと互角の戦いを演じるなど、ここのところコンディションの良さをうかがわせている。今季は負傷者が重なったうえに、チームは20代前半の若者が中心。
そんななか、シニア選手としての心構えを『THE Sun』でDFベン・チルウェルが説いている。チルウェルはまだ27歳だが、今のチェルシーにおいては年長者。今季は副キャプテンとしてピッチでキャプテンマークを巻くことも多い。
「実際に年をとったと感じることもあるよ。セッションを始める前にジムにいても、若い子たちはみんなはしゃぎ回っている。以前は僕もちょっかいを出していたけど、時々疲れて座って、関わる気になれないこともあるよ。そんな気にならないんだ」
「もしかしたら、数年前より少し成熟したのかもしれない。そう感じる瞬間だ。僕も若者の一員でありたいと思っているけど、四六時中それに参加するエネルギーはないんだ。チェルシーに参加したとき、僕も若い選手の一人として入ったけど、ここ数年で年長の選手の一人になった」
『THE Sun』は、「チルウェルはジョン・テリーの役割を引き受けた」と表現している。ジョン・テリーやフランク・ランパード。
「僕が入ったとき、ここにはたくさんのリーダーがいた。僕たちは基準を知っていた。新人選手として、トレーニングや試合で何が期待されているかを知っていたんだ。上級選手として、僕は毎日基準を設定する役割を果たさなけれればならない。今のプレミアリーグに簡単な試合はない。38の厳しい試合と、カップ戦もあるからね」
リヴァプールとのカラバオカップ決勝が目前に迫るチェルシー。チルウェルはリーダーとして、若きチームをまとめることができるか。