今シーズン未だ0ゴールのFWモイーズ・キーン、今夏ユヴェント...の画像はこちら >>

ユヴェントスのキーン photo/Getty Images

年始にアトレティコへの移籍の噂もあったが……

『Football Italia』によると、今シーズン不調が続いているユヴェントスのFWモイーズ・キーンは、2023-24シーズン限りで退団する可能性があるとのこと。契約は2025年までだが、出場機会を増やすためにもチームから離れることになるという。



このイタリア人FWは、2011年の夏からユヴェントスの下部組織に在籍し、2016年にトップチームデビューを果たすと、18−19シーズンの終盤で6試合6ゴールの活躍を見せた。その活躍ぶりが認められ、弱冠19歳でA代表にも選ばれると、初スタメンのフィンランド戦で代表初ゴールをマーク。イタリア代表史上2番目の若さでの得点者となり、アッズーリの次世代エースと期待されるようになった。   

その後、2019-2020シーズンはプレミアリーグのエヴァートンへ完全移籍。20-21シーズンにはリーグ・アンのパリ・サンジェルマンへレンタルされると、公式戦41試合の出場で17ゴールの大活躍。そして21年の夏に満を持して古巣にレンタル移籍で復帰した。
だがその後のユヴェントスでの21−22シーズン、22−23シーズンでは、2年間で10ゴールと期待ほどの活躍は見せられず。今シーズンは出場時間が600分未満で16試合の出場に留まり、スタメンだったのはその半分の7試合だけ。監督の信頼を十分に勝ち得ていない状況が続いている。途中、ケガの影響で離脱したこともあってか、まだゴールがない。

2月で24歳になったキーン。まだまだ若く年齢的にみても、もうひと花もふた花も咲かせることは可能なはず。
今夏に移籍が実現するにせよ、しないにせよ、再び躍動する彼の姿が見られることを願う。