今夏にステップアップを果たすのか photo/Getty Images
今シーズンよりフランクフルトでプレイ
フランクフルトでプレイするエクアドル代表DFウィリアム・パチョ(22)はリヴァプールとアーセナルが獲得に興味を持っているようだ。英『Sky Sports』が報じている。
パチョは2022年にエクアドルからヨーロッパにやってきて、ベルギーのロイヤル・アントワープに加入。そして今シーズンよりフランクフルトでプレイしている。左利きのCBであるパチョは今冬にもリヴァプールやアーセナルといったビッグクラブから興味を持たれていたが、依然として同選手を監視しているようだ。
同メディアによると、フランクフルトは夏に900万ユーロで獲得した同選手に5000万~6000万ユーロ(約82億円~99億円)程度のオファーを受け取った場合は売却を容認する意向だという。この1年で同選手の価値は大きく上がっており、獲得にはある程度の金額がかかるが、アーセナルとリヴァプールはすでに接触しているようで、フランクフルトもこの2チームによる興味を認識しているという。
アーセナルにはウィリアム・サリバとガブリエウ・マガリャンイスという鉄壁コンビがおり、冨安などCBをこなすことができる選手も数人いるが、選手層を厚くする上では補強に動いてもいいかもしれない。
フランクフルト指揮官であるディノ・トップメラーはパチョについて、「ワールドクラスになるポテンシャルを持っている」と、以前コメントしており、今後の成長が楽しみな選手の1人だ。新加入ながらも今シーズンは、1試合を除くリーグ戦29試合すべてにスタメンフル出場を果たしており、すでにチームにおける存在感は抜群だ。
わずか1年でビッグクラブが注目する選手になったパチョは今夏にステップアップを果たすのだろうか。果たして。