なかなか出場時間を増やせないロッキ photo/Getty Images
加入を前倒しにしたが
バルセロナに所属するブラジル代表FWヴィトール・ロッキ(19)には多くのクラブが関心を示しているようだ。
ストライカーのロベルト・レヴァンドフスキの調子が上がらなかったこともあり、今冬に前倒しでバルセロナにやってきたロッキ。
バルセロナは同選手にヨーロッパでの経験を積ませるために今夏にレンタル移籍を考えているようだが、ロッキの代理人はラジオ『RAC1』にて「ヴィトールがレンタルで去ることはない。退団するとすれば完全移籍だろう」と話しており、状況が改善されない場合はわずか半年でチームを去る可能性があることを示唆した。
「私たちはすぐにバルサと彼の将来について話し合うつもりだ」とも話しており、レンタルでの武者修行はロッキ側は望んでいない模様。そんななか、『FootballTransfers』によると、この代理人の発言以降、ロッキの状況を巡って約30クラブから問い合わせがバルセロナに届いているという。
ベティス、セビージャ、ナポリ、リヨン、ニース、そしてマンチェスター・ユナイテッドらは以前にロッキの動向を注目しているクラブとして名前が挙がっていたが、チェルシーやトッテナムといったクラブも含まれているようだ。
現在バルセロナでは出場時間に悩むロッキだが、今夏に早くもチームを離れてしまうことはあるのだろうか。