ルーニー氏、監督として再起のチャンス到来!? イングランド2...の画像はこちら >>

監督の実績が残せていないルーニー氏 photo/Getty Images

代表では120試合53ゴールを記録

イングランド2部のプリマス・アーガイルが新監督に、ウェイン・ルーニー氏へのオファーを検討中と『CAUGHTOFFSIDE』が報じた。

昨シーズン3部から昇格してきたプリマスは、今シーズン2部での戦いに苦しみ、終盤にイアン・フォスター監督を解任していた。

そのまま暫定体制で最後まで戦い抜き、なんとか最終節で勝利して21位フィニッシュとなり、ギリギリで降格圏を脱出した。

ルーニー氏といえば、言わずと知れたイングランドサッカー界のレジェンド。2021年1月に現役引退するとすぐに引退時のクラブチームで当時2部だったダービー・カウンティFCの監督に就任した。2022シーズンの途中からは、MLSのD.C.ユナイテッドの監督として2シーズンを戦うも、チームは下位に低迷。2023シーズンをもって退任。同年の10月にはイングランドへと戻り、2部のバーミンガム・シティの監督に就いた。
ところがここでも成績が振るわず、率いた15試合中9試合で負けを喫し、わずか3カ月弱で解任されるという憂き目にあってしまった。

ルーニー氏はBBCのEURO2024の解説者としての仕事が決まっているが、監督業への野心を失っているわけではなさそうで、クラブのオファーに耳を傾ける用意ができているという。

稀代のストライカーは、これまで数々の名将のもとでプレイした経験がある。またEURO2024の解説者として抜擢されたのも、サッカーに対する知識が認められたからだろう。果たしてルーニー氏の監督就任はあるのか。その動向に注目したい。