今夏ドルトムントと契約満了となるフンメルス 去就が注目される...の画像はこちら >>

今夏の去就が注目されるフンメルス photo/Getty Images

フリーでの獲得が可能

ドルトムントでプレイするDFマッツ・フンメルスにセリエAの強豪、ACミランとユヴェントスが興味を示しているようだ。独『SportBild』が報じている。



バイエルンの下部組織出身のフンメルスは2007年のシーズン最終節でトップチームデビューを飾るも、バイエルンでの出場はこの1試合に留まり、2008年冬にドルトムントへのレンタル移籍を果たした。ドルトムントでは出場時間を確保できたフンメルスはこの1年後にドルトムントへ完全移籍を果たす。

ドルトムントでは2回のリーグ優勝を含めた多くのタイトルを獲得し、チームの守備の要として君臨していたが、2016年5月にバイエルンへ復帰を果たした。バイエルンでも3回のリーグ優勝を経験した同選手は2019年に再びドルトムントへ戻ってきた。そして35歳を迎えた今シーズンはここまで公式戦39試合に出場し4ゴール1アシストを記録している。CL準決勝2ndレグのPSG戦では決勝点を挙げており、決勝進出に大きく貢献。
初のCL制覇に向けて残り1試合というところまで来ている。

そんなフンメルスとドルトムントの現行契約は今シーズン限りで満了となる。まだ将来は不透明となっており、現役引退の噂も囁かれていた中、ACミランとユヴェントスがフリーで獲得することに興味を示しているようだ。イタリアでもフンメルスは高い評価を受けており、ミランとはCLのグループステージで対戦し、素晴らしいパフォーマンスを見せていた。

レアル・マドリードとの決勝戦が終わるまでは去就は不透明なままである可能性が高いと、同メディアも伝えているが、セリエAへの移籍となればフンメルスは初の国外挑戦となる。35歳の大ベテランになった今でもドルトムントの守備を支えるフンメルスの今夏の去就に注目だ。