ブラジル代表のエースとして決定的な働き求められるヴィニシウス photo/Getty Images
真価が問われるコパ・アメリカへ
今季もレアル・マドリードで大活躍を見せ、間もなく始まるコパ・アメリカ2024も制覇できればバロンドールの可能性も見えてくるブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール。特に現在はFWネイマールが負傷で離脱しているため、コパ・アメリカを戦うセレソンの中心はヴィニシウスだ。
ただ、コパ・アメリカへ向けた親善試合ではヴィニシウスに当たりが出ていない。今月はメキシコ、アメリカと親善試合を戦っているが、フル出場したアメリカ戦もヴィニシウスは不発。チームも1-1で引き分けている。
この結果から、スペイン『SPORT』はヴィニシウスに批判が出ていると取り上げている。レアルでは得点を奪えるワールドクラスのアタッカーとの評価を手にしたが、実はヴィニシウスはブラジル代表で3ゴールしか決めていない。通算30戦3ゴールは納得できる数字ではないだろう。
この3ゴールは2022ワールドカップ南米予選・チリ戦、ワールドカップ・カタール大会の韓国戦、そして昨年6月に行われたギニアとの親善試合でそれぞれ決めたものだ。ワールドカップ・カタール大会では先輩のネイマールたちと一緒に才能の片鱗は見せたが、まだ主役にはなれていない。
同メディアはヴィニシウスがネイマールの『後継者』となれるのかがコパ・アメリカで問われると伝えていて、レアルの時と同じ決定的な活躍が求められている。