PSGの守護神ドンナルンマ photo/Getty Images
なかなか守備が安定せず
25日にリーグ・アン第19節でスタッド・ランスと対戦したパリ・サンジェルマンは、56分にFW中村敬斗にゴールを許して1-1のドローに終わった。PSGがポゼッション率79%を記録するなどゲームの大部分を支配していたが、中村のシュート精度がPSGの守護神ジャンルイジ・ドンナルンマを上回った。
ドンナルンマ1人の責任ではないが、仏『Foot365』はドンナルンマが守ったゲームでのクリーンシート数が少なすぎると問題視している。
今季ドンナルンマは全コンペティション合わせて21試合に出場しているが、クリーンシートの数は僅か5試合のみ。リーグ戦では第2節のモンペリエ(6-0)、第9節のマルセイユ(3-0)、第14節のオセール(0-0)、チャンピオンズリーグでは第6節のザルツブルク(3-0)、そしてモナコとの仏スーパー杯(1-0)だ。
チームは他にCLのジローナ戦(1-0)、国内リーグ第10節のRCランス(1-0)、第12節トゥールーズ(3-0)でもクリーンシートを達成しているが、この3試合ではドンナルンマではなくマトヴェイ・サフォノフがゴールを守っている。
チームの守備には脆いところがあり、ここは早急に改善すべきポイントだ。29日にはチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ最終節でシュツットガルトと対戦することになっており、PSGはプレイオフ進出へ負けが許されない。シュツットガルトも楽な相手ではなく、守備の修正は急務だ。

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