ユナイテッドのマタイス・デ・リフト photo/Getty Images
守備の要に向けられる厳しい目
16日(現地時間)、マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ第25節でトッテナムと対戦し、0-1で敗れた。この結果、同クラブの順位は15位にまで後退した。
13分にトッテナムのジェームズ・マディソンに先制ゴールを決められたユナイテッドは、負傷による離脱者が相次いでいるチーム事情から攻守両面で連携不足を露呈。完封負けを喫した。シーズン途中に監督交代に踏み切ってルベン・アモリム監督を招聘したが、今のユナイテッドに不振脱却の兆しは見られない。
そうした中、センターバックのマタイス・デ・リフトは特に厳しい批判に晒されている。今シーズン開幕前にバイエルン・ミュンヘンからユナイテッドに加入し、アモリム体制下で守備の要として重用されている同選手だが、そのパフォーマンスは識者の目からは不十分なものに映っているようだ。
例えば現役時代にアーセナルなどで活躍したマーティン・キーオン氏はイギリスメディア『Talksport』の中でデ・リフトについて、「ロボットのようなプレイをする」と批判している。
「デ・リフトのことをよく見てみると、彼のためにユナイテッドが大金を費やしたことは本当にどうかしてると感じてしまう。彼はロボットのようなプレイをする。ボールをクリアするための時間があるのにそれをコーナーキックにしてしまうなど、彼はチームにとって問題となるようなことばかりをやっている」
また、ユナイテッドのOBであるポール・スコールズもイギリスメディア『The Overlap Fan Debate』の中でデ・リストについて言及し、「彼はアヤックスでは良かったが、その後は年々悪くなっているように見える」とコメント。同選手の現在のパフォーマンスが期待外れであるとの考えを明かしている。