アーセナル7得点のゴールラッシュでCLラウンド16先勝！　アタッカー不足でもPSVに格の違い見せつける

アーセナル7得点のゴールラッシュでCLラウンド16先勝！ ア...の画像はこちら &gt;&gt;2得点を挙げたウーデゴー Photo/Getty Images次々とネットが揺れたUEFAチャンピオンズリーグ、ラウンド161stレグ。PSVアイントホーフェンとアーセナルが激突した。負傷によりアタッカーの人数が足りていないアーセナルはこの試合もMFミケル・メリーノをトップで起用した布陣で臨む。それでもボールを支配するのはアーセナル。狭いスペースを突きながらチャンスをうかがう。9分にはペナルティエリアの中でマルティン・ウーデゴーにボールが渡りチャンスになりかけるが、激しく寄せられシュートまでは持ち込めない。12分にはデクラン・ライスのミドルシュートがネットを揺らし先制点かと思われたが、これは直前のシーンがわずかにオフサイドだった。16分にはPSVにチャンス。左からのクロスをダビド・ラジャが弾いたボールがイスマエル・サイバリへ。サイバリのシュートはクロスバーを叩き、PSVは絶好の先制のチャンスを逃す。するとそのあとの18分、先制点が生まれた。ボックス内で待っていたライスが高いクロスを上げると、大外で待っていたユリエン・ティンバーが頭で合わせてアーセナルがゲームを動かす。先制したアーセナルは攻撃の手を緩めない。21分、エリアの中へ斜めに出されたパスに反応したマイルズ・ルイス・スケリーがボールを受けると中へクロス。そこに待っていたのはイーサン・ヌワネリだった。ヌワネリはボールを強烈にヒットすると勢いよくネットを揺らし、アカデミー育ちのティーンエイジャーのコンビネーションでアーセナルが追加点を挙げる。27分にはイエローを1枚もらっていたルイス・スケリーが遅れたタックルを相手に引っ掛けてしまいあわや退場かと思われたが、レフェリーはカードを出さずアーセナルは事なきを得る。すると31分にアーセナルにまたも追加点。ティンバーがエリア内にボールを持ち運び攻撃を仕掛けると、サイバリが処理しそこねたボールがメリーノのもとへ。メリーノはボールをかっさらってゴールへ流し込む。VARのチェックが入ったがゴールが認められ、アーセナルは前半で3点のリードを得る。アーセナルはイエローを受けていたルイス・スケリーを前半のうちにリッカルド・カラフィオーリに交代。ミケル・アルテタ監督は堅実にゲームを進めようと試みる。しかし42分にトーマス・パルティがエリア内でファウルをとられ、PSVにPKが与えられる。ノア・ラングがこれを叩き込み、PSVが1点を返して前半を終える。しかし後半に入るやいなや、ヌワネリのクロスのこぼれ球をウーデゴーが詰めてアーセナルが4点目を奪取。さらにその直後、カラフィオーリからのパスを受けたレアンドロ・トロサールがネットを揺らし、PSVは出ばなを挫かれる。このまま終われないPSVは、イヴァン・ペリシッチやルーク・デ・ヨングがなんとかゴールをこじ開けようとするが、ネットを揺らすには至らない。ピーター・ボス監督はヨハン・バカヨコ、リック・カルスドルプを投入して流れを変えようと試みる。しかし73分にはウーデゴーのエリア正面からのシュートがGKワルテル・ベニテスの手を弾いてネットへ。アーセナルがさらにリードを広げる展開に。大量得点差に、帰路につくPSVサポーターの姿も目立ち始めるベン・ホワイト、キーラン・ティアニーを投入しゲームを締めにいくアルテタ監督。さらに85分にはウーデゴーのスルーパスからカラフィオーリにもゴールが生まれ、アーセナルが大量7得点を挙げてラウンド16を先勝した。［スコア］PSV 1-7 アーセナル［得点者］PSVアイントホーフェンノア・ラング（43・PK）アーセナルユリエン・ティンバー（18）イーサン・ヌワネリ（21）ミケル・メリーノ（31）マルティン・ウーデゴー（47）（73）レアンドロ・トロサール（48）リッカルド・カラフィオーリ（85）