トッテナムでプレイするベリヴァル photo/Getty Images
ここまで公式戦36試合で1ゴール4アシスト
トッテナムは今シーズン、主力選手に怪我人が相次ぎ、フルメンバーが揃わない状況が続いている。そのため、プレミアリーグも現在13位に沈んでおり、批判を受けることも少なくない。
そんななか、トッテナムにとって希望の光となっているのが若手の躍動だろう。出場機会を得た若手は苦戦するトッテナムで気を吐いており、なかでもファンの間で高い評価を受けているのが19歳のMFルーカス・ベリヴァルだ。
昨夏にスウェーデンのユールゴーデンから総額900万ポンドほどで加わったベリヴァルはここまで公式戦36試合に出場し、1ゴール4アシストを記録している。昨年12月以降、特に出場時間を増やしており、ピッチ上での存在感は抜群だ。
今節のボーンマス戦(2-2)では後半から出場し、1アシスト。チームの流れを変えたのは明らかでSNSでは「ベリヴァルのレベルは別格だ。なんと素晴らしい選手だろう! 彼は途中出場して試合を変えた。ビスマやサールにレベルの違いを見せつけた」、「ベリヴァルは中盤のチームシートの一番上に名前がある」などの称賛の声が挙がっており、19歳MFをチームの中心にすべきだと考えている。
またボーンマス戦の後、指揮官のアンジェ・ポステコグルーもベリヴァルを称賛しており、同選手がチームに与える影響力を次のように語っている。
「ルーカスは素晴らしかった。彼はいつも素晴らしいが、彼はたくさんプレイしているから、我々はそれを念頭に置く必要がある。彼はチームにとって重要な存在になりつつある。
ポステコグルー体制2年目は思うようにいっていないが、今週はトッテナムにとって重要な一戦が控えている。ELラウンド16・2ndレグのAZ戦だ。アウェイで行われた1stレグは0-1で敗戦してしまったが、トッテナムは逆転で8強進出を決められるか。今シーズンを占う一戦となるが、果たして。