“無冠”が続いてきたハリー・ケインはここからバロンドールも狙...の画像はこちら >>

バイエルンでもゴールを量産するケイン photo/Getty Images

得点数的にはバロンドールも狙えるはず

これまでクラブでゴールを量産しながらも、チームタイトルとは縁がなかったバイエルンFWハリー・ケイン。トッテナム時代にはチャンピオンズリーグ決勝、イングランド代表ではEUROの決勝に2度進んだが、いずれも準優勝に終わってしまった。

長らく無冠が続いていることはケインにとって悩みとなっていることだろう。

バイエルンに移籍した昨季もブンデスリーガとDFBポカールのタイトルをレヴァークーゼンに奪われてしまい、苦い思いを味わった。しかし、今季はブンデスリーガでも首位を走り、チャンピオンズリーグではベスト8まで駒を進めている。またイングランド代表は来年のワールドカップでも優勝候補の一角である。

独『Bavarian Footballworks』によると、今のケインにはバロンドールへの思いもあるという。バイエルンでの充実したシーズンに加え、個人では今季も全コンペティション合わせて32ゴールを挙げており、得点数も申し分ない。チームタイトル獲得から一気にバロンドール獲得のシナリオもゼロではない。ケインもそこへの思いを口にしている。

「トッテナムではゴールを量産しても、最終的にはリーグタイトルやチャンピオンズリーグで優勝しない限り、バロンドールの話題には入れないだろうと感じていた。トッテナム在籍中はバロンドール10位が最高位だったかな。でも、今はそのチャンス(バロンドール)がある。それを達成するにはチームで十分なタイトルを獲得し、おそらく40ゴール以上は決めないといけないだろう。
今季はそれが可能だと感じている」

ブンデスリーガ制覇だけでは不十分かもしれないが、CL制覇も達成できれば現実的な目標になってくる。あるいは夏のクラブワールドカップ制覇も参考材料となるかもしれない。31歳を迎えたケインはタイトル量産モードに入れるか。

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