C・パレスの中盤を司るウォートン photo/Getty Images
足首を負傷している
日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスには大きな不安がある。中盤の要アダム・ウォートンの負傷だ。
まだ21歳と若いウォートンだが、パレスにとって重要な選手であり、最近は鎌田とダブルボランチを組み、好調をキープするチームで存在感を放っていた。そんなウォートンだが、前節のノッティンガム・フォレスト戦では61分に足を引きずりながら交代。
英『Daily Mail』によると、同選手は足首の靭帯を負傷しているようで、指揮官のオリヴァー・グラスナーは今週のトレーニングを休んでいたことを明かした。また今節のトッテナム戦に欠場することを明言し、来週に控えるFAカップ決勝までに復帰することを願っているという。
「残念ながら、彼は今週トレーニングに参加できなかったため、現在出場できない。だが、すべてが順調に進めば、トッテナム戦後の月曜日には少なくとも一部のトレーニングに復帰できると思う。そして水曜日に決勝戦の準備を始めるときには、彼が私たちと一緒にトレーニングに参加していることを願っている」
「私としては、彼が(決勝戦に)出場できる可能性は90%だと思うが、常に何かが起こる可能性はある。しかし、日曜日のトッテナム戦はまだ早すぎる。彼はあまりにもひどい痛みを抱えている。リスクを冒す必要はない。靭帯を少し損傷していて、走ったり足をひねったりすると、痛みがあまりにもひどくなるのだ」
来週末に控えるマンチェスター・シティとのFAカップ決勝には間に合うだろうという見方を示したグラスナーだが、ウォートンはひどい痛みを抱えているという。
ウィル・ヒューズやジェフェルソン・レルマといった実力者がパレスの中盤にはいるが、攻撃のタクトを振るウォートンがいるかいないかでは大きな違いとなるだろう。
決勝戦では万全なウォートンを見たいところだが、1週間でどれだけ回復できるか、注目だ。
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