ユナイテッドのレオン Photo/Getty Images
笑いと結果を同時に生んだ
マンチェスター・ユナイテッドがボーンマスを4−1で下した一戦で、予期せぬヒーローが誕生した。試合終盤、4点目を決めたのは地元マンチェスター出身の19歳イーサン・ウィリアムズだったが、そのゴールを生んだのは、今夏加入したばかりのディエゴ・レオンによる“転倒”だった。
ピッチ中央左寄りでボールを受けたレオンは、対峙したフィリップ・ビリングを力強く弾き飛ばしてキープ。そのままドリブルで勢いよくバイタルエリアに侵入したが、足をもつらせて前方に転倒し、身体ごと芝生に倒れ込んだ。だが、その際にこぼれたボールがまるでパスのような形になり、一度は相手にカットされかけたものの、うまく前に入り込んだウィリアムズがボールを奪取。そのまま放ったシュートはゴール左隅へと吸い込まれていった。
この予想外のプレイはチーム内でも大きな話題を呼んでいる。マヌエル・ウガルテはレオンの転倒シーンにスナイパーのエフェクトを重ねた動画を作成し、Instagramに「First assist!」というコメントを添えて投稿。チームメイトからもユーモアを交えて祝福される形となった。
レオンは今夏、パラグアイのセロ・ポルテーニョからユナイテッドに加入した18歳のウイングバックで、プレシーズンツアーに帯同している。大きな期待を背負っての渡英だったが、この一件でチーム内外からの注目を一気に集めた形だ。
ゴールを決めたウィリアムズにとっても記念すべき一日となったが、転倒しながらチャンスを生んだレオンの“店頭パス”は、単なる珍プレイにとどまらず、チームの雰囲気を明るくする貴重な存在感を証明したと言えるだろう。
投入されたばかりのウィリアムズが
— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) July 31, 2025
ボックス内で冷静に決めきる
マン・ユナイテッドのリードは4点に
プレミアリーグ・サマーシリーズ#マンチェスター・U v #ボーンマス
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