フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。

今回は、周囲の人よりも鼻が利きすぎてしまい、職場の匂い対策に頭を悩ませている30歳女性からの相談を紹介しました。

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※写真はイメージです



<リスナーの相談>
私は鼻が周りの人よりちょっと良く、特に衣服やタオルの生乾きなどの染み付き臭、香水、タバコなどの臭いを感じやすいです。
夏に汗をかいた臭いはお互い様だなと思うのですが、身なりや清潔感に無頓着そうな人の衣服の染み付き臭が一番ダメです。最近は、見た目だけで「あの人、絶対臭いな……」と分かるようになってきましたが、避けたくても臭いは空気を伝って私の鼻の元へやってきます。
しかも、今の部署でよく一緒に仕事をする上司のワイシャツが臭いです……。衣替えの季節はクリーニングしたのかしばらく気にならないので、衣服からの臭いと思われます。ほかの社員にこっそりと「あの人、臭くないか?」と尋ねても「感じたことはない」と言っていたので、私が特段に臭いを感じやすいようです。
そこで皆さまに質問です。私と同じように鼻が良いと感じる方は、どのように対策したりポジティブに捉えたりしていますか? この夏や梅雨も、「暑い!」よりも「クサッ!」と思う機会が増えることに今から震えているので、皆さまのお知恵をお借りしたいです。(東京都 30代 女性 会社員)



この相談を受け、パーソナリティの住吉は「すごく分かります。私も鼻の話がいっぱいあります!」と興奮気味に共感します。

実は、もともと重度の鼻炎体質だったという住吉。


「私は特に以前、ひどい鼻炎に悩まされていました。そのため、強い香水の匂いが一瞬でも漂ってくると、それだけでクシャミが止まらなくなったり、喉を痛めてしまったりしていたんです。仕事の現場でも強くお願いしたことがあるくらい、匂いに対して苦手意識がありました。今でも、強い香水の匂いをずっと嗅いでいると、少し気分が悪くなってしまうところがあります」

そんな住吉ですが、最近、鼻に大きな変化をもたらす出来事があったと言います。

「以前も番組でお話ししましたが、副鼻腔炎の治療を受けたんです。そうしたら、驚くほど劇的に状況が変わりました。まず、長年悩まされていた鼻炎症状が、ほぼゼロになりました。ただ、面白い発見があって……。私はこれまで『自分は香水の匂いが苦手だから、人より鼻が良い(敏感な)ほうだ』と思い込んでいたのですが、実は治療前、普段の生活における様々な匂いを、それほどちゃんと感知できていなかったみたいなんです」

そのことに気づいたのは、自宅でのある日常の一コマでした。

「以前は、家に帰ってきた夫や家族が『猫のうんちが臭い!』と大騒ぎしていても、私は『え?そう?』という感じで、『鼻が悪すぎるよ!』なんて言われていたんです。それが治療を境に、猫がうんちをした瞬間に『あ、今したな!』と自分でもすぐに気づくようになりました(笑)。これが、今の私にとって『鼻が利くようになったな』と一番実感する瞬間なんです。
だからこそ、生活の中にある様々な匂いの問題については、私も常に考えていますし、相談者さんの気持ちが本当によく分かります」

衣服に染み付いた生乾き臭や、体に染み付いたタバコの匂いなど、世の中には多種多様な匂い溢れています。住吉は「そういった匂いと対峙しながら、どうやってポジティブに生きていけばいいのか。いや、本当にどうしたらいいのか、私もぜひ知りたいくらいです! ぜひリスナーの皆さん、良い知恵を教えてください」と呼びかけました。

「上司のワイシャツが臭い…」みんなはどうしてる? 鼻が敏感すぎる30代女性の切実な悩みに共感、アドバイス続々

パーソナリティの住吉美紀



――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。

まずは、同じように強い匂いに苦しんできたリスナーたちが実践する、今すぐできる体当たりな防衛術です。

◆近距離では「口呼吸」に徹し、すぐにその場から離れる
「私と同じ人がいたんだ!」と思わずメッセージを送りました。あらゆる匂い、本当にしんどいですよね。
我が家の場合、夫がお風呂をサボりがちな“風呂キャンセル界隈”の人なので、汗と埃の匂いが混ざって本当に勘弁してくれ……となります。また、うちにはワンちゃんがいるのですが、住吉さんのお話の通り、排泄したら一瞬で分かります。そのため、家ではひたすら換気をするか、空気清浄機をフル稼働させています。

職場は接客業なのですが、しばらくお風呂に入っていないような年配の方や、ヘビースモーカーの方、文化の違いで香水をきつくつけている外国の方など、本当にいろんな匂いと遭遇します。
さらにお店の外には屋台が出ているため、換気口から入ってくる焼き鳥の匂いも一瞬で察知してしまうほどです。
相手に悪気がないのは分かっているのですが、こちらの鼻が良すぎるせいで本当にしんどいです。

そんな私が身につけた防衛術は、どうしても近距離で接しなければならない時は「口呼吸」に徹すること。これだけで、匂いを直接嗅いで気持ち悪くなるのをかなり防げます。そして、用事が済んだらすぐにその場を立ち去り、匂いが消えるのを待ちます。
今は「逃げる」「安心な場所に移動する」という方法でしか対処できていませんが、自分の身を守るためには仕方がないと思っています。何より、相談者さんのメッセージのおかげで「私だけが変じゃなかったんだ」と救われました!(神奈川県 39歳 女性 パート/アルバイト)

◆ガムや飴を舐めて、嗅覚を「味覚」にそらす
「まさに私もだ!」と共感して初めてメッセージを送ります。人より鼻が良いと、どうしても周囲の匂いに敏感になってしまいますよね。好きな匂いなら良いのですが、苦手な匂いの時は本当に辛いです。

私の解決方法は2つあります。

1つ目は、ガムや飴を口に含むこと。嗅覚の意識を「味覚」のほうへ向けさせることで、嫌な匂いがかなり紛れます。


2つ目は、自分が好きな匂いを身に纏うこと。周囲の迷惑にならない程度に、お気に入りの香りがついた服やストールを身につけておきます。そうすると、もし嫌な匂いを嗅いでしまっても、すぐに自分の好きな香りで鼻をリセットできるため、不快な気持ちが後に残りづらくなります。

これから梅雨や夏になると一層つらい季節になりますが、お互いなんとか工夫して乗り切っていきましょう!(福島県 39歳 女性 会社員)

アロマハンカチで鼻を覆う、ポジティブな「マインドセット」の工夫
続いては、同じく鼻が利く妻を持つ夫からの、スマートな物理的・精神的対策についてのメッセージです。

◆アロマで防御しつつ、「一生懸命働いた代償」と考える
私の妻も非常に「鼻が利く」タイプで、相談者さまと同じように、体臭のきつい方は見ただけで分かると言います。特にオフィスやスーパーなど、衛生管理がしっかりしていて普段が無臭に近い場所ほど、かえって周囲の匂いを敏感に感じ取ってしまうそうです。

そんな妻の対策ですが、物理的な方法としては、あらかじめアロマミストを吹き付けておいたハンカチを持ち歩いています。匂いがきつい場所では、汗を拭くフリをしながら(相手に失礼にならないように配慮しつつ)鼻を覆うことで、嫌な匂いを防いでいるようです。
また精神的な防衛策として、「この人は一日中、一生懸命に働いたんだわ! その代償としての汗の匂いだから仕方ない!」とポジティブに捉えるようにしているとのことでした。

最近は体臭も香水も含めて「香害(こうがい)」という認知が広まりましたが、匂いは本人が気づきにくく、非常にセンシティブで難しい問題ですよね。オフィスでの現実的な対応としては、消臭機能付きの空気清浄機を導入してもらえるよう、総務部に相談してみるのも一つの手かもしれません。
匂いに困ることも多いかと思いますが、裏を返せば、今の季節なら「バラ」や「ジャスミン」といった花の素敵な香りにいち早く気づいて楽しめるということでもあるので、少し羨ましくもあります(笑)。
(東京都 61歳 男性 専業主夫)

――最後は、職場で匂いによる体調不良を経験したリスナーから届いた、周囲との関係性を壊さないリアルなコミュニケーション術です。

◆体調を崩す前に「換気」を促す声かけを
私も相談者さまと同じく、匂いにとても敏感なタイプです。実は私の職場にも体臭が気になる方がいて、最初は周囲を気にして我慢していました。しかし昨年の夏、その方が外回りから戻られた直後の匂いがあまりにも強烈で、なんと体調を崩してしまったことがあったのです。

匂いは体質に関わるデリケートなことでもあるため、本人に直接「臭いです」と伝えるのは極めて難しいですよね。
そこで私は体調を崩してからは、匂いが気になり出した瞬間に「なんだかちょっと、空気がこもっていますね~」と明るく周囲に声をかけるようにしました。そして自然な流れで、窓やドアを開けて一気に換気するようにしています。これなら角が立ちません。
相談者さまも無理に我慢しすぎて体調を崩されぬよう、職場の関係を悪くしない形で、少しでも快適に過ごせる工夫が見つかることを願っています。(東京都 47歳 男性 会社員)

<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/bo/
番組公式X:@BlueOceanTFM
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