「上質な音楽を、じっくり味わう。」をテーマにTOKYO FMで放送中の生ワイド番組「THE TRAD」(毎週月曜~木曜15:00~16:50/月・火:稲垣吾郎、山本里菜 水・木:ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)、森音朱里)。各音楽ジャンルに秀でたマイスターたちとともに、本質的で流行に左右されない、上質な音楽と趣味の話題をお届けする音楽番組です。


今回の放送では、芸人の狩野英孝さんがゲストに登場。ここでは、「僕イケメン」キャラが生まれたきっかけを振り返りました。

血尿が出るまでスベり続けた下積み時代…狩野英孝を救った「ちび...の画像はこちら >>

(左から時計まわりに)パーソナリティの稲垣吾郎、山本里菜、狩野英孝さん


◆「僕イケメン」キャラは花輪君くんがヒント?

今や「天然」「神がかり」として愛される狩野さんですが、そのルーツは意外にもストイックなものでした。話題は、ウッチャンナンチャンや出川哲朗さんを輩出した「日本映画学校(現・日本映画大学)」時代の話に。入学早々、狩野さんを待ち受けていたのは「農村実習」という名の試練でした。福島県の農家にホームステイし、9日間、携帯電話もテレビもない環境で、日が昇ってから沈むまで泥にまみれて農作業をしていたそうです。

「今村昌平監督(学校の創設者)の『映画作りと米作りは似ている。農家さんが汗水流して作る工程を知って欲しい』という教えだったんです。実習後は、入学当時バチバチだった人も、みんな(トゲが抜けて)丸くなって帰ってくるんですよ」と狩野さんは当時を振り返ります。

しかし、学校を卒業しても現実は甘くありませんでした。鳴かず飛ばずの下積み時代。スベりすぎて極限のストレスから血尿が出たこともあったと言います。
そんな絶望の淵で狩野さんを救ったのは、一冊のマンガでした。

ネタ作りをしている最中に、休憩のタイミングでたまたまさくらももこ先生の「ちびまる子ちゃん」を手にします。マンガに出てくるクラスメート全員のキャラクターがきちんと立っていて、みんなから愛されていることに気づき、「花輪くんのような、クラスのみんなからちょっと煙たがられているようなキャラクターをコントにできないか」と。このひらめきが、あの白スーツに赤いバラ、そして「僕イケメン」という不朽のキャラを生み出したのです。

狩野英孝さんの代名詞とも言える「ラーメン、つけ麺、僕イケメン」が誕生したのは、今から約16~17年前のこと。当時の熱狂を知らないはずの今の小学生たちから、TikTokやInstagramなどのプラットフォームから流れてくる、過去のテレビ映像や切り抜き動画が「新しい面白いもの」として受容されているのです。稲垣も「ちょっとまた今の時代のムードに合ってるんだよね」と分析します。

ここで狩野さんは、稲垣が髪をかき上げる仕草について「(僕を)参考にしていますよね?」と詰め寄ると、稲垣さんは「してないな(笑)」と即答。ちなみに、例の白いスーツは、成人式のときにおばあちゃんに買ってもらったスーツであることも明かしてくれました。

<番組概要>
番組名:THE TRAD
放送日時:月~木 15:00~16:50
パーソナリティ:月・火:稲垣吾郎、山本里菜 水・木:ハマ・オカモト(OKAMOTO‘S)、森音朱里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/trad/
番組公式X:@THETRAD_TFM
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