共働き世帯にとって、なくてはならない存在の保育園。子どもが安心して通えるよう、「信用できる保育園かどうか」はとても重要なポイントですよね。
■保育士に子育てを否定されたケース
もともと通っていた息子が保育園は2歳児クラスまでしかなかったため、年少になる年から、転園せざるをえなかったAさん。事前にトイトレに関することは一切言われていなかったのに、オムツはずれができていない息子を見て「自治体に相談して」と言われたそうです。
発達を指摘されたようでショックを受けつつ自治体へ行ったものの、回答は「問題ありません」でした。その結果を保育士に伝えると、何度も「もう一回相談しに行ってください」と言うのです。
その後すぐにオムツがとれたのですが、「保育園側が面倒に感じただけでは?」と感じているとのこと。まるで「子育てに問題がある」と言いたげな口調のときもあったそうです。
■子ども差別を受けたケース
続いては、1歳半の娘を預けていたBさんの体験談です。1歳になる直前で保育園の決定通知を受け取ったものの、本音を言うと希望している園とは異なるところでした。やむを得ず入所を決めたものの、娘の様子がだんだん変化していったそうです。
保育園には全く慣れないままで、夜泣きも日に日に悪化。保育士の義姉に相談したところ、「その園は評判が悪いよ」とのことでした。
そのうち、Bさん自身も先生が子どもに厳しく接している場面を目撃。ほかのママから「うちの子は先生に会いたくないと泣いている」「子どもが描いた絵に対して、あなたは下手くそだとけなしているらしい」という声も聞き、驚きを隠せなかったそうです。
■高圧的な態度をとるケース
仕事の都合で「もう少し早く行事の日程を教えてくれたら助かるのですが…」と伝えると、「文句を言ってくる保護者だ」と受け取られてしまったCさん。要望を聞き入れてもらえなかったうえに、園長先生に冷たい態度をとられるようになったそうです。丁寧にお願いしたにも関わらず、気に入らないことを言われると態度が変わる園には疑問を感じさせられますね。
■保護者に問題があるケースも
保育園側だけでなく、保護者の言動に問題がある場合もあるようです。いわゆる「モンスターペアレンツ」たちに遭遇したママの声を聞いてみましょう。
・「食事用のスタイに食べかすが付いているから、文句を言ってくる」と言っているママがいました。食べかすを綺麗にするのは親の役目だと思わないのでしょうか。
・「うちの子にトイトレをしてくれないんですか?」と真剣な表情で聞いているママを見てびっくり。
・「給食のときにお箸の使い方を教えてあげて」と文句を言ったママがいるみたいです。ほかのママが「自宅で練習しては?」と告げると、「教え方知らないし、プロにやってもらったほうがいいでしょ」と答えていたんですって
■まとめ
「子どもを預かってあげている」と捉えている保育園や、「あれこれしてもらって当然」と感じている保護者たちがいると、両者の関係のバランスが崩れてしまいます。そんな状況だと、子ども自身にも悪影響が及ぶ可能性も否定できません。お互いが歩み寄る姿勢で関わり、信頼関係をうまく築いていきましょう。